ラストとマイクと私 前編

こんにちわーTAIです。

今年の冬は日本は暖冬だったみたいですねー、
SPOKANEも例年に比べて今年はだいぶあったかかったです!!

覚えてる範囲では最低気温はマイナス9℃くらいだったかな??
このぐらいならへっちゃらになってしまった自分にビックリです笑

今日は昨年にチラッと紹介したラストのカスタム??
がどうのように行われているかを紹介していきたいと思います!!

そもそもラストって何?って思う人もいると思うので簡単に説明すると。。。

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これです。これがラスト。日本語では木型って言われますね。

昔はラストっていうのは全部木製だったみたいなんです。だから木型って名前なんですね。

世の中にあるすべての靴はこういうラストってものがベースになって作られているんです!!

このラストってのはメーカーで違うのはもちろんのこと、
さらに同じメーカーの中でもたくさんの種類があって、モデルによって使い分けてますよね。

僕たちWHITE’S Bootsでもいくつかのラストがあって、
それをカスタムオーダーなんかで選べるのがWHITE’S Bootsの特徴ですよね。

今回お話するのは、僕たちWHITE’S Bootsではただラストを選べるだけではなくって
ユーザーの方の足型に沿ってラストをカスタムできちゃうんだよってお話です。

そしていろいろ見せてくれたのがWHITE’S Bootsのセールスフロア店長のマイクさん。

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マイクが作業しているところ見せてもらいました。

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なにやらラストをトンカチでたたいてやってますね??

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よく見てみるとラストに釘を打ち込んでます!

これはただ釘だけ打っているわけではなくて、
ラストを大きくするための継ぎ足しの革を固定するために打っているのです。
白いところはもともとのラストで茶色いところは革です。

そもそもなんでラストを大きくするの?

それはね、足の幅が広いユーザーの人のために本来のラストの横幅に
さらに分厚い革を継ぎ足してユーザーの人に合った足型を作っちゃうからなんだよ。

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この写真では元になってるラストはサイズ 11 ですね。29センチです笑
今回サイズをイジるのはやめときましょう笑

サイズの横書いてある文字に注目。『4E』って書いてあるのわかりますか?

これが横幅のサイズです。

横幅のサイズって幅が狭い方から、
A、B、C、D、E、2E、3E、4E、2F、4F・・・・
って感じで幅が広くなってってたくさんあるんです!

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チケットにはこんな風に書いてあります。

『Please fit lasts  to  11F4』

つまりはこのラストを使って横幅4Fにしてくれってことです。

じゃあ最初からある4Fの横幅のラストを使えばいいじゃない
って思うんですが、そうはいかない!

なぜならヒールの形は4Eのほうがいいという。
つまりヒールは狭くて横幅が広いのがいいんですね!

そうなんです。ラストっていうのは横幅のサイズが変われば、
その他の場所もサイズが変わっちゃうんです。

だからここは狭いまんまでここは広くってときにはこういうやり方をするんです。

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こんな風にきれいに革を継ぎ足してスムーズにラストの形を形成していくんですね

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いやーすごいなーいろんな要求に応えられちゃうんだなー

今回もみなさんにお見せ出来るギリギリのラインで写真を撮らせてもらってるんですが、

まだまだお見せしたい写真がたくさんあって記事が長くなっちゃうんで
続きはまた次回に持ち越したいと思います!

お楽しみに!!!


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