今回は、スタンプタウンでも販売、メンテナンス、オーダーの受注を承っているWHITE’S BOOTS(ホワイツ・ブーツ)について書いてみようと思います。
そもそも、WHITE’S BOOTSのカスタムオーダーとは?
多くのブーツメーカーがそうであるように、トレンドを意識したり、ファッション色が強いシューズブランドでなければ、展開しているシューズのデザインの種類は、そうそう多いモノではありません。
まして、ワークブーツのメーカーとなれば、シーズン毎に新たな色を作ったり、素材を変えたり…よっぽどの事が無ければ現実的ではありません。
WHITE’S BOOTSもしかり。工事などで重機を扱う方々、農作業に従事される方々、警備に、立ち仕事に…ユーザーの多くはワーカー達です。代表的なモデルでもある『SMOKEJUMPER』も文字通り、森林警備隊に属する消防隊が着用し、山火事が発生した際にヘリコプターから現場に降り立つ為のスペックになっております。それだけ、頑丈な作りと機能が備わっており、100年以上の長い歴史の中でその信頼性は現在にも変わる事無く続いているのです。
カウボーイやホースマンの為のブーツ、バイカーなどの要望から作られたブーツ…確かな作りと歴史が数種の名作を生み出してきました。
非常に手間と技術を要する作り方で、一つ一つのパーツや素材、それらを使って靴にする為の道具や機材も昔ながらのモノばかり。1足1足を、各部門のスペシャリストが誇りを持って作り上げていきます。
当然ながら量産なんてものは考えられません
そのような背景があるからこその、1客1客の要望に応える“カスタムオーダー”の仕組みが生まれたのです。
出来上がりのサイズや仕様で供給できるならば、それに越したことは事はありませんが、場合によっては命の危険に直面するユーザーが相手です。また、カウボーイたちにとって衣装に、個性的な装飾やこだわりを施すのも伝統的なことでした。“ここをもっと頑丈には出来ないモノか、もう少し丈を長く、色を…。必然でした。
長くなりましたが、カスタムオーダーは“ゼロ”から作れるわけではありません。いわゆるセミオーダーというモノでしょうか。
①数種のモデルから好みのものを選ぶ。オンラインではベーシックな5種。(店頭では個別にご相談に乗ります)
②デザインの変更(高さ【ハイト】や、つま先の装飾など。モデルによって変わります。)
③使用するレザーを場所ごとに選ぶ。
④ソールの種類を選ぶ。
⑤金具の色や、シューレースの種類を選ぶ。
⑥木型【ラスト】を選び、ご自身のサイズを決める。
ざっくりとですが、こんな感じのステップで進んでいきます。初めてだと、戸惑うかもしれませんし、慣れた方でもかえって迷ってしまうかもしれません…。
それぞれのモデルにはベースの金額があり、ベーシックな内容であれば『プラス料金』不要!
ハイトを伸ばしたり、特殊な革、仕様の変更によって別途料金がかかるモノも御座います。
そもそも『カスタムオーダー代』が掛かるんでしょ? ってお話を聞くことがありますが、そういったものはありません!
店頭やWEBにあるものと全く同じ仕様であれば、カスタムオーダーで作ろうが同額です。
納品までは約3か月。(大幅に変更がある際は、個別に御連絡差し上げます!)
興味がある方は是非、サイト内のカスタムオーダーページをご覧ください。シュミレーションだけでも、相当時間をつぶせます…。
わからない事や、気になる点などがあれば、店頭または電話やメールでもご案内致しますので、お気軽にご連絡下さい。
最後に、来週7/16(土)から7/31(日)まで、渋谷店・横浜店の店頭にて“受注会”を開催致します。
今回はWEBや通常店頭でも行っていない、スペシャルな革やソール、モデルもやっちゃいます!!
実際モノを見たい方、履いてからオーダーしたい方、激レアを作りたい方、お待ちしております。
詳しくは追って、HP上に特集致します。もうしばらくお待ちください!