さて、
こちらの靴ですが、いったいどんな全貌、シルエットなのかがお分かりになりますか??
シンプルなプレーンの革靴、またはブーツ…!?
実は、こんな靴でした。 ※DANNER D-1806 ANTIGO DK.BRN
いわゆるCHUKKA BOOTS|チャッカブーツと呼ばれる形です。パンツの裾からの見た目には、一見プレーントゥにしか見えないかもしれません。が、椅子に座って足を組んだとき、階段を上るとき、その真価は発揮されます。短靴には無い、何というか気品のようなもの、レースアップのブーツにはない軽快感。オシャレですよね。
この絶妙な4インチぐらいの丈感。たたずまいだけでも様になりますね。
名前やそう呼ばれる由来については、はっきりとしたモノがなく諸説あるようですが、19世紀の終わりの頃にその起源はあるようです。
2つまたは、3つのシューホール、アイレットで、ラウンドトゥ。外羽根のくるぶし丈（アンクル丈）。
ドレスシューズのラインナップにも見受ける事もありますし、いわゆるポストマン（郵便配達員が履いていた）シューズ、ミリタリーブーツの中でも将校用のモノとしてこういったデザインのブーツを見かけますので、カジュアルなブーツとしてもお馴染みのデザインです。
プレーントゥのようなシンプルな顔ですが、足首下までしっかりホールドしてくれるので安心感があります。正式なフォーマルシーンでは、やはり短靴に分があるかもしれませんが、ジャケットなどとも相性が良く、幅広いシーンで活躍できる1足なのです。
一口にチャッカといえど、使用される革の風合いや装着されるソール、製法によっても大きく表情が違って、
オーセンティック、クラシックワーク、アウトドアライク、ラギット…DANNERのラインナップの一部ですが、チャッカブーツというくくりで見てみると、また一つ違った印象を受けました。
当店の取扱いブランドの中から一部ご紹介。
これからのシーズン、ブーツ選びの際に是非“CHUKKA BOOTS”という選択肢もアリなのでは!?