今回は、ブーツのクリーニングについて。
私たちが普段、修理させて頂いている靴の多くがワークブーツやアウトドアブーツです。本来は労働者が作業用に、又は登山や荒れ地の走破、ハンティングなどの際に履く丈夫なブーツです。そのようなタフな環境下でもしっかりと歩行をサポートし、足を守れるような作りになっており、多くのブーツが修理をしながら長く使えるような構造になっています。ですので、多少のダメージや汚れも気にせず履けるのが魅力のひとつでもあります。

そのような機能美、無骨さが多くの日本人の心を掴み、本来の用途以外にも日常履きとしてファッションとしても定着しています。今回はそんな日常の足として長年付き合ってきた“相棒をキレイに”にという事で承りました。

普段なかなかお手入れも出来ず、山に遊びに行ったり、バイクに乗ったり。個人的にはある程度のキズや経年変化は“アジ”だと思っておりますし、ブーツの本来のあり方とも思います。ただ、あまりにも……と、気になった際はブーツや素材によってはクリーニングも承っております。ソールやパーツの交換ももちろんですが、御相談下さい。