本日ご紹介するのは、
Danner D510001 HILLSBORO VEG.NATURAL
¥39,000+TAX
昨年リリースされ、瞬く間に完売してしまったプロダクツ。
その特徴は何と言っても、アッパー全体を構成する『ヌメ革』でしょう。
商品の詳細は過去の記事を見て頂くこととしまして、過去の記事はこちら
本日は経年変化の例をお見せしたいと思います。
※こちらは、発売前のサンプルでしたので、ソールとハードウェア(金具)の仕様が製品とは異なっております。ご了承下さい。
いかがでしょうか、元々は肌色(ピンクっぽい)のような革が、何とも艶やかな飴色(アメ色)になってきました。
毎日見ているとその変化には気づきにくいですが、比べると一目瞭然ですね…。
気になるのはその手入れ方法だと思います。
普段そうそう身の回りにあるわけではないヌメ革。どうすれば早く飴色になるのか…。
そんな時は、年長者に聞くのが一番。ってことで先輩にアドバイスを求めると、
『乾いた布をお湯につけて拭くと良い』との事。よし早速!!ってことでこちらのブーツも儀式を行いました。
そして、大事なことは『日光浴』です!!
アニリンの成分が紫外線に反応し、こういった独特の色の変化になっていくようです。
日光浴を行った後は、手の油や革に含まれている油から自然の保護膜が出来ますので、特別なクリームや油などは特には要りません。
財布やカバンと違って、なかなか手の油が染み込む機会が少ないので、
ガンガン使い込んで頂いて、馬毛のブラシでホコリを落としつつブラッシング、そして手でマッサージ。
素材の特性上、汚れも目立ちやすく、液体状のクリーナーやオイルもオススメしません。(シミになりやすいので)
そして雨も天敵です!!雨ジミがついてしまうと厄介です。
乾燥が目立ち、栄養補給が必要だなと感じたら、デリケートクリームなどがオススメ。私は、コロニルのSUPREME CREAMを定期的に塗布し磨いて、ブラッシングのみ。
結果簡単な近道はありません!!
手塩にかけてこそ、愛着もわき、育って行くのだという事がわかりました。
まだ2歳ですので、まだまだこれからが楽しみです。今後も定期的にご報告できればと思っております。
今回ご紹介したお手入れ方法はあくまで、ひとつの例です。それぞれの目指す変化によって、その方法やプロセスも変わってくると思いますので、あくまで参考に。また、皆様のこんなやり方あるよ、とか、こうした方がってのがありましたら是非お聞かせ下さい。ご意見お待ちしております。