9月もお彼岸が過ぎて、だいぶ朝晩も冷えてきました。
もう外出する際は、長袖が必要になってきましたね。
今日ご紹介するのはDannerの定番、POSTMAN|ポストマン。
その名の通り、かつてアメリカの郵便配達員の為に開発されたというサービスシューズが元になっています。
日本にDannerが入ってきたのが1980年初頭。
アメリカでアウトドアマンやバックパッカー達に支持され始めてきたこのブランドを展開していくにあたり
定番のDannerLightやMt.Lightなどのラインナップに加え、『より日本人にあった木型で日本の市場にあったモデルを』
と作られたモデルのうちのひとつです。初期のカタログから掲載されており、約30年の歴史をもつロングセラーモデルです。
ガラス張りレザーで外羽根のプレーントゥ、ヒラ紐にぽってりとしたラスト。
ソールには、クッション性とグリップ力に富んだダンキャットソールが着きます。
硬過ぎず、ゆるすぎない、そうフォーマル感がありながらカジュアルで履ける名作です。
そんなPOSTMAN、今回ご紹介するのは、
お分かりになりますか。
スエードをまとった新作”POSTMAN 2″です。 Danner D212100 POSTMAN2 S/BEIGE ¥27,000+TAX
POSTMAN 2 も以前からリリースされているモデルです。
前述したPOSTMANのソールがダンキャットソールから、VIBRAMの#2060 EVAフレックスソールに仕様変更され、
これまでにもつや消しのレザーや、オイルドレザーの仕様などがありました。
今作を紹介しようと思ったのは、私がスエードが好きだから!ってことと、色味と全体的なバランスが絶妙に好みだからです…。
モデルの歴史やベーシックな仕様も敢えて紹介させて頂いた上で、これも良いでしょ!?っていう事です。
オーソドックスなモデルを持っているあなたにも、これまで、ガラスレザーはちょっと…
なんて敬遠されていた方にも知って欲しかったからです。
では、早速…
独特のボリュームのあるシルエットにスエードの柔らかい質感の印象が相まって、
よりカジュアル感が出た感じです。でも、カジュアル過ぎない、上品で、ワークブーツらしさと男臭さがある気がするんです。
すいません、個人的な印象です。でも共感して頂ける方がいたらちょっと嬉しい。
何も私が企画して作ったわけでは無いんですが、ホントに良いなと思うわけで。
ライニングやフットベット、インソールもレザーの仕様。
ソールはEVAフレックスソールのDK.BROWNが装着されます。
シューレースも、ソールに近い色味のヒラ紐。
店頭でなめ回すように毎日見ていながら、秋の装いに即戦力ではないかという事でご紹介させて頂きました。
実はこの新作、同じスエードで悩ましいもう1色もあるんですけどね…
漆黒のブラック。こちらもしっとりと柔らかい質感のBLACK SUEDEなんです。
小熊みたいな感じです。これもホントにカッコイイ!! でもこれ以上はもう書ききれません。
実際にモノを見て確かめて欲しいのです。
何の目的もなく外を歩くにも気持ちの良い季節、履きたくなる1足です。
店頭・ONLINE STOREでお待ちしております。